事業工程

契約・マニフェストの発行
　産業廃棄物を排出するには、その産業廃棄物に関わっている業者と契約を交わし、産業廃棄物管理票を排出者が発行する必要があります。

持ち込み・収集運搬
　契約した後、産業廃棄物の収集を行うため契約顧客には回収用コンテナ又はフレコン（袋）を貸し出します。収集運搬時期は、貸し出しているコンテナやフレコンが一杯になったらお電話を頂き、ユニック車やヒアブ車などで行います。
　また、産業廃棄物収集運搬許可を受けている契約顧客は、持ち込みも承っています。

計量
　持ち込み・収集運搬された産業廃棄物は、事業所前にあるトラックスケールで計量を行います。計量は、トラックごと秤に乗り、産業廃棄物が載せている状態と載せていない状態の2回計量を行います。

積替保管
　廃プラスチック、ゴムくず、金属くず、ガラス・コンクリートくず及び陶磁器くず、紙くず、木くず、繊維くず、がれき類などは積替保管で一時保管され運搬します。

処理（圧縮・破砕・溶融固化）
　金属くず、廃プラスチック類（特別管理産業廃棄物を除く。）は用途によって圧縮施設または破砕施設で圧縮・破砕を行います。
　ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず(廃蛍光管に限り、自動車破砕物及び特別管理産業廃棄物を除く。)は破砕施設で破砕を行います。
　廃プラスチック類（廃発泡スチロールに限り、特別管理産業廃棄物を除く。）は溶融施設で溶融を行います。

運搬・引き渡し
　処理し有価物となった産業廃棄物は、アームロール車によって出荷されます。処理し減量された産業廃棄物もアームロール車で最終処分業者に運搬を行います。また、積替え保管されている産業廃棄物は一定量まで保管され、産業廃棄物処理業者に収集運搬を行います。